なぜ1〜2人暮らし専用にしたのか|間取りを絞った理由

AUMENTOのガレージハウスは、1〜2人暮らし専用です。
3人以上で暮らすための間取りは、ご用意していません。
これは「そこまで手が回らないから」ではなく、意図的な設計判断です。
この記事では、その理由をご説明します。
家族向けの間取りにガレージを足すと、必ず矛盾が出る
ガレージハウスを検討するとき、多くの場合は「一般的な住宅の1階部分をガレージにする」という考え方から始まります。
この方法には、構造的な矛盾があります。
1階をガレージに使うと、その分だけ居室が上階へ押し上げられます。
家族向けの部屋数を確保しようとすれば、建物は縦に伸びるか、敷地を広く取るしかありません。
結果として、ガレージのために居住性を削るか、居住性のためにガレージを削るかという二択が発生します。
どちらを選んでも、どこかに納得できない部分が残ります。
「ガレージは欲しかったサイズより狭い」「部屋数は足りているが、どの部屋も少しずつ小さい」といった形です。
この矛盾の原因は、ガレージそのものではありません。
「誰が何人で住むか」を決めないまま、面積を配分しようとしていることにあります。
住む人数を先に決めると、面積配分が確定する
AUMENTOは、順序を逆にしました。
先に「1〜2人が住む」と決めてしまえば、必要な居室の数と広さが確定します。
確定すれば、残りをすべてガレージに回せます。
これは面積を切り詰めるためではなく、愛車と過ごす時間を暮らしの中心に置くための配分です。
Monopostoの場合、延床面積63.34㎡(19.16坪)のうち、ガレージが28㎡を占めています。
一般的な住宅の考え方では成立しない配分ですが、住む人数が1人であれば無理がありません。
生活空間は意図的にコンパクトにまとめ、手入れの手間を最小限にしています。
浴室をあえてシャワールームとしているのも、同じ判断の延長です。
1人で暮らす前提であれば、浴槽を優先する理由は必ずしもありません。

一人暮らしで新築ガレージハウスを建てる具体的な進め方は、1人暮らしで新築ガレージハウスは現実的?にまとめています。
「余った部屋」を作らないという考え方
部屋数を増やすことには、見えにくいコストがあります。
使わない部屋にも、床と壁と天井と、断熱と空調が必要です。掃除の手間も増えます。
将来使うかもしれない部屋のために、建築費と維持の手間を今支払っている状態になります。
1〜2人暮らし専用にするというのは、この「余った部屋」を最初から作らないという選択です。
その分の面積と予算は、ガレージと、実際に毎日使う空間に回ります。
2台の愛車と暮らすBipostoでは、延床120.88㎡のうち49㎡がガレージです。
居住部は2階と3階の2フロアで構成し、三角屋根の吹抜けとベランダを持たせています。
人数を絞ったからこそ、居住部にこうした余白を持たせられます。
結果として、価格が読めるようになる
住む人数を固定すると、間取りが固定されます。
間取りが固定されると、構造・開口・設備の仕様も定型化できます。
その結果として、建物本体の価格を事前に提示できます。
Monopostoは、Base 1,648万円、Tera 1,980万円、Aria 2,450万円。
Bipostoは、Aria 4,550万円。
いずれも税込・建物本体価格です。
上記は建物本体の価格です。土地・外構・諸費用は別途必要になります。
また、実際の建築工事は、AUMENTOの基準を共有する提携工務店がお客様と工事請負契約を結んで実施します。
住宅の検討でもっとも消耗するのは、「いくらになるか分からないまま打合せを重ねる期間」です。
人数を絞ったことの実利は、この期間を短くできる点にあります。
誰のための家か、を決めるということ
AUMENTOは、クルマを愛する大人のためのガレージハウスとして、愛車とともに過ごす時間を暮らしの中心に置いています。
ご自宅として、住み替え先として、あるいは別荘として。使い方は一つではありません。
ただし、「誰のための家か」だけは決めています。
1〜2人で暮らす方。愛車と過ごす時間を、生活の端ではなく真ん中に置きたい方。
その方のために面積を配分した結果が、現在のMonopostoとBipostoです。
ブランドと体制についてはAbout AUMENTOを、商品の詳細はMonoposto・Bipostoの各ページをご覧ください。
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※掲載画像は完成予想図です。実際のものとは異なる場合があります。